医療講演会2015「トゥレット症候群診療の充実を目指して」を下記の要領で開催いたします。
今回は、トゥレット症候群の特徴をご説明した上で、チックに対する心理社会的治療であるCBIT(Comprehensive Behavioral Intervention for Tics)について具体的に紹介すると共に、トゥレット症候群の適応をしばしば妨げる併発症である注意欠如・多動症(ADHD)とその対応についてお伝えいたします。
協会会員をはじめとするトゥレット症候群をお持ちのご本人やご家族、トゥレット症候群にかかわる様々な職種の方々のご参加をお待ちしております。
日時:2015年5月10日(日)午後2時~5時
場所:東京大学医学部附属病院入院棟A 15階大会議室
(〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1)
費用:NPO法人日本トゥレット協会会員・会員の家族 1,000円
会員以外 2,000円
※事前申し込み不要、直接会場へいらしてください。問い合わせ先03-6912-9625(木曜10時~13時)
プログラム
司会:金生由紀子先生(東京大学大学院医学系研究科こころの発達医学分野)
2:05~2:50 トゥレット症候群の特徴及び診療について―CBITを中心に―
金生由紀子先生(東京大学大学院医学系研究科 こころの発達医学分野)
トゥレット症候群の特徴と診療の組み立てについてお話しいただきます。
野中舞子先生(東京大学医学部附属病院こころの発達診療部(登録研究員))
トゥレット症候群に対するCBITについて具体的にお話しいただきます。
2:50~3:35 トゥレット症候群と注意欠如・多動症(ADHD)の併発及びその対応
岡田 俊先生(名古屋大学医学部附属病院 親とこどもの心療科)
トゥレット症候群の併発症として重要であるADHDについて、その対応も含めてお話しいただきます。
3:35~4:05 質疑応答
4:05~5:00 懇親会
主催:NPO法人日本トゥレット協会
後援:トゥレット研究会